ゼロから進む英語学習の最短ルート! 誰にでも必ずできる徹底的暗記排除法

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⑧【学習法編-2.単語編・第1回】 いよいよスタート! 単語暗記「だけ」から英語学習は始まる

「英語学習には絶対の順序があり、単語はその最初でなければならない」と準備編で伝えました。

英語を構成している一番小さいパーツである単語を知らずに理解できる訳がありません。

今回は最短ルートでの英語学習の最初の項目、単語学習についての第1回目です。

   

 

「長文を読みながら分からない単語が出てきたら調べながら進めばいい」というのは大きな間違い?

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高校のカリキュラムなどでよく見かけますが、長文を読み始めるという教え方があります。「英文を読みながら分からない単語が出てきたら調べながら覚えて読み進めればいい」などと教えられるわけですが、あまりに非論理的です。

まず「分からない単語」とは何でしょうか? いきなり長文の授業に入るわけですから、例えば高校1年生であれば中学単語以外は全て「分からない単語」になります。それを全て調べながら文中に出てくる文法だけを説明されつつ長文を読むというのは、何もしていないのと同じです。

調べながら長文を読んでも文章の流れが頭に入りにくい上に、何より調べるだけでは単語は覚えられません。文法もある項目だけを説明されても身につきません。このような授業ならば寝ていたほうがマシだと断言できます。

 

最小パーツから学習し、暴走運転を防ぐ!

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単語は英語の最小パーツですから、身に付けないとそのパーツで出来上がっている文章が理解できるわけはありません。大学受験・TOEIC・英検などそれぞれの目的に必要な分(後に詳しく説明しますが、目的別の単語集1冊で十分です)を最初に全て暗記しない限り先に進んではいけません。

上の例で文法も長文に出てきたものだけを教えられることがあるといいましたが、これも非論理的です。後に文法の項目で詳しく解説しますが、順序を無視して虫食い的に学習しても意味がありません。ハンドルとアクセルだけを習ってブレーキは知らずに車を走らせようとするのと同じただの暴走運転です。文法を学ぶにはまたその中に絶対の順序があるので、最終的にきちんと車を運転できるようになるのです。

話を単語に戻すと、単語の学習が終わるまではそれ以外の英語学習はしなくてかまいません。最小パーツを身につけるまでは先に行けるわけがないので、したくてもできないのです。

今、これを読んでくださっているのが高校生かもしれません。「単語だけと言っても文法も長文も授業があるし、試験もあるから…」と心配になる気持ちはよく分かります。感情としては理解できますが、論理的には全く理解できません。ただ学校を卒業すればいいのであれば別ですが、「英語力を上げる最短ルートを進みたい」のであれば、決断・勇気も必要です。授業は聞かなければいいし、試験もできなくていいでしょう。最短ルートをしっかり進みさえすれば授業や試験の内容など数ヶ月で自然と追い越してしまいますので、最初の心配は実は必要ないものです。

 

どうしてみんなが単語学習で挫折するのか?

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学習順序が最初の単語で挫折して止めてしまうということは、何もしないで英語が苦手なまま終わってしますということです。これが非常にもったいないことなのです。なぜなら <単語→熟語→文法→構文(単文精読)→長文読解>という最短ルートの中で、実は単語学習が最も苦しいからです。それが最初に来るので英語学習自体に挫折してしまう方が多いのです。

なぜ最も苦しいかというと、「意味のないアルファベットの羅列とその意味を暗記しなければならないから」です。ヒトは意味(理由)のないものは暗記しにくいということは準備編で伝えました。語源や接頭語・接尾後に着目すればすべてが意味のない羅列ではないのですが、基本的には意味がないものを暗記しなければならないのが単語学習です。例えば「boy」はなぜ「少年」という意味なのかという語源を探っている時間があれば暗記してしまうべきでしょう。

「意味のない羅列」を暗記するということは「論理的ではない羅列」を暗記するということなので、このサイトのテーマである「暗記を徹底排除」と背反するように思われるでしょう。最短ルートの中で最も暗記が多いのは事実ですが、「完全排除」はもちろんできなくても「徹底排除」は単語学習においてももちろん可能です。

次回から、どうやったら「暗記もの」の代表格である単語学習でどうすれば暗記を「徹底排除」できるのかという核心に具体的に迫っていきます。

 


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