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17【学習法編-5.単語~文法まとめ編】プロが完全仕分け! 単語集・熟語集・文法書・文法問題集の良書・悪書

これまで読んでいただいた方の中には「単語集などを自分で選べない」・「自分で選んだ本が最適か不安」という不安がある方も多いでしょう。そこで今回は今まで必要だと述べてきた単語集・熟語集・文法書・文法問題集の5つについてお勧めの本を紹介していきます。対象は中学の範囲は問題なく、高校の範囲になって初めてつまづいてこのサイトをご覧になっている方向けにしてあります。高校生はもちろん、高校の学習範囲からやり直して学習している(これから学習を始める)方に、プロから見た「分かりやすく・内容も完璧に詰まっている」良書と悪書を、みなさんが気になるであろう人気の本の中からあえて挙げていきます

   

単語集はムダなものをいかに省いているかで選ぶ

「高速回転法」での暗記に最適な単語集はいかに「ムダがないか」で決まります。「例文の中で暗記しよう」というコンセプトのものは避けるべきです。その例文さえ理解できない第一歩として単語暗記をするわけですから。また熟語集と合併されているタイプの本も避けるべきです。

良書


英単語ターゲット1900 5訂版 (大学JUKEN新書)


英単語センター1800 (東進ブックス)


新TOEIC TEST 出る単特急 金のフレーズ

これら3冊にはムダがなく、単語暗記の高速回転法に適しています。例文はありますが、その例文を覚えてしまうことを推奨しているわけではないので、単語がどう使われるのか軽く目を通すだけにとどめるのがコツです。

 

悪書

DUO 3.0

速読英単語1必修編[改訂第6版]

速読速聴・英単語(Core 1900)ver.4 [ 松本茂(コミュニケーション教育学) ]

悪書である理由は先にあげた通りで、「熟語集と合併している」・「例文を覚えることで単語を覚える、というコンセプトになっている」ということです。

 

 

熟語集は「ムダのなさ」・「どうしてその意味になるのかの解説がある」の2点で選ぶ

良書


大学JUKEN新書 英熟語ターゲット1000〔4訂版〕


システム英熟語Ver.2 (駿台受験シリーズ)


英熟語Always1001 (河合塾SERIES)


TOEIC TEST英熟語スピードマスター

これら4冊は単語集同様にムダがなく、例文がありながらそれを覚えることを中心としていないので、高速回転法に適しています。

 

悪書

解体英熟語 改訂第2版[ブック型]

TOEICテストぶんせき英熟語 (データベースDEイングリッシュシリーズ)

これらが悪書である理由は「例文暗記を基にしている」・「問題集と合併してしまっている」という点です。

 

 

文法書は「学習項目が分かれている」・「詳し過ぎることなく身に付けるべき文法を分かりやすく解説している」・「問題集と合併されていない」という2点で選ぶ

良書


総合英語Forest 7th Edition


ロイヤル英文法―徹底例解


英文法詳解


総解英文法 くわしい解説と段階的演習

これら4冊は間違いなく良書ですが、「学習の第一歩」として持つことを考えると「総合英語Forest 7th Edition」が圧倒的にお勧めです。そもそもこの本の構成・内容(分かりやすさ)を上回る文法書は今のところ現れていません。それほど圧倒的な存在です。他3冊は良書には違いないのですが詳しすぎるので、学習が進んだ時点で購入を考えるべきでしょう。

 

悪書

一億人の英文法 ――すべての日本人に贈る「話すため」の英文法(東進ブックス)

英文法に関する悪書は挙げるとキリがないので1冊だけ紹介します。人気は高い本ですが、「話すための」というコンセプトでは最初から文法を学習するには不適格です。

 

 

文法問題集は「学習項目別になっている」・「なぜその解答かについての解説が詳しく・分かりやすい」という2点で選ぶ

良書


総合英語Forest(7th Edition)解いてトレーニング


基礎英文法問題精講 3訂版


Next Stage英文法・語法問題―入試英語頻出ポイント218の征服

前回、「文法の問題集3冊解く」と述べましたのでお勧めも3冊としました。ただし3冊目だけは学習項目別になっておらず語法も含んでいるので、他2冊を終えてからのまとめとして取り組むべきです。

 

悪書

翻訳英文法方式による英日翻訳トレーニング・マニュアル〈1〉名詞・代名詞・形容詞・副詞篇 (バベル・トレーニング・マニュアル・シリーズ)

「英文法」と銘打っていながら構文を理解していないと利用できない点で不適格です。

 

今回はみなさんの学習が進みやすいように学習本を厳選しました。「悪書」としてあるものも、あくまで「筆者の最短ルートの学習法にとって」・「学習初心者にとって」という面からの評価です。