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④【役に立つ寄り道・第2回】 生きていくことと論理的思考の関係とは?

「数学なんか習っていつ使うの?」・「英語なんて話す場面ないから必要ない」と、学校の授業や受験科目について考えたことのある方は多いでしょう。この疑問に前回の「役に立つ寄り道第1回」で答えたことになります。「どの科目の学習でも詰まるところ『論理的思考力を鍛えている』と言えます。数学・国語・英語…と形を変えて鍛えられているに過ぎない」と伝えました。数学や英語を直接使うことがなくても論理的思考力を鍛えておく必要があるからいろいろと形を変えて科目として存在するのです。

では、なぜ論理的思考は必要だからと学校で鍛えられるのでしょう。 生きていく中でどう生かされるのでしょうか?

   

論理的思考をしないと生まれる問題とは?

論理的思考をしないで何かを判断するということは、「感情まかせ」・「理由なしで」物事を決めることになります。例えば、国政選挙があり誰に投票するかを決めるときに論理的思考を全くしないとします。選挙ポスターを見て「なんかいい感じの人だな」という感覚だけで公約も知らず投票をした結果、戦争賛成派で国民を危険にさらすような人物を当選させてしまったとしたらどうでしょう? 論理的思考をしないことは危険とさえ言えますよね。

もう少し身近な例を挙げます。16時半にある用事ができて17時までに家から役所に着かなければならないとします。「車で行くか」と向かったところ、その時間の役所までの道は都心からの下りルートであることからいつも大渋滞していて、電車ならば10分のところを40分はかかるのが当たり前で、17時10分に着いてしまい用事は果たせませんでした。この用事が後日でも済む個人的なものならば問題はないですが、その日に済ませておかなければ人生を左右する用事だったかもしれません。 n912_atamawokakimushiru_tp_v1

「今は夕方だ」⇒「都心からの下りルートは渋滞しているだろう」⇒「車で向かっては間に合わない可能性が高い」⇒「電車で向かおう」と論理的思考で車か電車の判断をしていれば問題が生まれずに済んでいたでしょう。もちろん電車を選んだからといってトラブルがあれば間に合わなかったかもしれませんが、電車を選ぶということが「最善策」であったことに変わりはありません。

 

論理的思考のオン・オフとは?

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生きているということ=判断の連続です。道を歩いているだけでもどこかのお店に入るときでも常に判断しているのです。意識がなく自然と行っていることが多いのですが、上の例で挙げたように論理的思考に基づいた判断を意識して行うことで間違いなく生き方までも変わります。もちろんそのことで必ずしもいい生き方ができるとは限りません。感情まかせに生きることで得られる幸せもあるはずです。小説を楽しみたいときに感情を排除して論理的思考で読んでも何も面白くないでしょう。

つまり生きていく中で、論理的思考はそのオン・オフが大切なのです。

少なくとも学習科目においては必ずオンにして鍛えておかなければならないことはしつこく伝えてきたことです。論理的思考を鍛えるために科目があるのですから当然ですよね。

そして、生きていくこと全体の中ではもう一つ「必ずオンにすべき」と呼べるものがあります。それは「仕事」です。

この点については次回【役に立つ寄り道・第3回】で紹介していきます。